今日は先日予告した、「給料大解剖特集」の第1回をお届けします。
ずばり、テーマは弁護士さんの収入です!
弁護士といえば、医師・公認会計士と並ぶ3大国家資格の一つ。
司法試験に合格するのは超難関で、毎年何万人もの人が挑戦しますが、合格者は1500人程度しかいません。
ずばり合格率は約3.42%!(ひぇ~)
そんな、社会的にも希少な弁護士さんの収入はいかがなもんなんでしょうか。
司法試験合格者の中で、弁護士になり活躍している人も、その事業形態は様々です。
弁護士事務所を開業している人、弁護士事務所に所属している人、一般企業の法務部等に在籍している人…。
色々な働き方が考えられますが、いずれにしても収入はきっと多いんでしょうねぇ。
そのように思って調べてみました。
500万円未満…………15,4%
500万円~1,000万円……20,0%
1,000万円~1,500万……16,6%
1,500万円~2,000万円……11,3%
2,000万円~3,000万円……12,0%
3,000万円~4,000万円……5,6%
4,000万円~5,000万円……2,5%
5,000万円以上…………5,5%
不明………11,0%
以上、東京の弁護士の所得金額のデータです。(日本弁護士連合会調べ)
開業弁護士、弁護士事務所所属の弁護士、企業弁護士に関わらず集計されたデータなのですが、意外にも幅がありますよね。
500万円未満の方が15,4%もいるというのは驚きました。
でも、全体的に見た場合、通常のサラリーマンに比べれば圧倒的な収入ですよね。
半分以上の場合、年間収入が1,000万円以上!
う、うらやましいっす。
また、弁護士事務所に特化して独自ルートで調べてみました。
例えば、東京の大手渉外事務所の場合、事務所入所時でなんと900万円~1,300万円程度。
大手ではなく、10人程度の個人弁護士事務所でも大体750万円くらい。
地方の弁護士事務所だと600万円~700万円が相場だそうです。
なお、弁護士の1件の訴訟に対する報酬は、例えば交通事故で1,000万円の損害賠償請求訴訟を起こして、全額回収した場合、着手金が30万円程度、成功報酬が100万円前後が相場であると言いいます。
ただ、忘れてはならないのは、そもそも弁護士になること自体が超大変であると言うこと!
ものすごい努力を成し遂げてきた方たちなわけですから、高収入であるのは当然でしょうね。
それに、弁護士はなった後も非常に大変だと聞きます。
大手弁護士事務所の場合、勤務が深夜や早朝まで続くことは当たり前だそうです。
それに、場合によっては人から恨みを買うこともあるでしょうし、弁護士の家庭は離婚率が非常に高いという噂もあります。(仕事が大変すぎて)
そういったことを諸々考慮すると、上の収入が弁護士さんの努力や責任の大きさと見合っているかどうかは意見の分かれるところかもしれませんね。
次は弁護士と同じ司法試験が必要な仕事である「検事」の方の収入を取り上げたいと思います。
お楽しみに!
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