貧乏兄さんの金持ち父さんへの道

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なるほど経済指標 十の巻 「家計調査ってなに?」

こんばんは!貧乏兄さんです!
本日はか~なり久々に「なるほど経済指標」をお届けしようと思います。
いや、サボってたわけじゃぁないんです。
今月(2005年8月)はあまりに株式市場が熱すぎて、そっちのエントリばっかりになっちゃった結果、その他のコーナーに手が回らなかったのであります(苦笑)

んで、本日はなんの指標を取り上げるかというと、「家計調査」を取り上げようと思います。
名前からある程度、指標の内容が想像つきそうですが、詳しい中身はどんなもんなんでしょうか??

◆経済指標 十の巻 「家計調査ってなに?」

家計調査とは総務省から毎月発表されている経済指標です。
名前の通り、各世帯の恥ずかしい家計の内情を赤裸々に公開しちゃってるわけです(笑)
貧乏兄さんはとてもお恥ずかしくて見せれませんが…全国で約8000世帯ものご家庭を対象に調査を行っているんだそうです。
対象となるのは、2人以上世帯です。
つまり、単身の世帯の方は対象にならないみたいですね。

この指標は、実際のデータを見ていただいたほうが分かりやすいと思うので、まずはこちらの実物家計調査データを見てみてください。

調査データは大きく、「農林漁業世帯」と「農林漁業を除く世帯」の2つに分かれていますが、通常は「農林漁業を除く世帯」のデータを見ます。
さらに、「農林漁業を除く世帯」は「勤労者世帯」「全世帯」に別れています。

中身をみてもらうと、かなり各世帯の家計に立ち入って調査していることが分かるかと思います(笑)
実収入・可処分所得から、かなり詳しい消費支出の内訳まで調査されてるんです。
ここまで詳細に調査されているため、投資家にとっては各項目の消費動向を知る上でかなり参考になる指標といえると思います。

また、注目して欲しいのが「消費性動向」という項目です。
これは各月の消費額を可処分所得で割ったもので、消費者の消費意欲の強さを表しています。
もちろん、「消費性動向」は高い方が良いです。
かなり注目すべき値であると貧乏兄さんは見てますんで、皆さんも「家計調査」が発表されたら、まずこの値を見てみてください!
個人消費の動向は日本経済の鍵とも言われてますからね。

「家計調査」は前回紹介した「マネーサプライ」なんかに比べたら、非常にとっつきやすい指標であると思います。
投資とは関係なしに、他人の家計の内訳を覗いてるみたいでちょっと楽しいですしね(笑)

~なるほど経済指標バックナンバー~
一の巻 GDPってなに?
二の巻 日銀短観ってなに? 
三の巻 機械受注ってなに?
四の巻 失業率ってなに?
五の巻 貿易・サービス収支ってなに?
六の巻 鉱工業生産ってなに?
七の巻 景気動向指数ってなに?
八の巻 消費者物価指数ってなに?
九の巻 マネーサプライってなに?


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なるほど経済指標 九の巻 「マネーサプライってなに?」

前回の「なるほど経済指標」では「消費者物価指数」という非常になじみやすい指標を取り上げました。
貧乏兄さんも、非常に書きやすかったです(笑)
ただし、今日はそうもいきません。
ムズイのいきます。
「マネーサプライ」を取り上げようと思います。
はっきり言って、名前からして難しい…。
指標名がカタカナですし(笑)

◆経済指標 九の巻 「マネーサプライってなに?」

マネーサプライは直訳すると「通貨供給」。
そう、まさにマネーサプライとは「世の中に出回っている通貨の供給量」を表しています。
指標では、前年と比較した伸び率で表されています。

通貨の供給量というのは、経済と非常に相関があり、例えば流通しているお金の量が増えすぎると、物価が急激に上がってしまい、インフレを引き起こしますし、逆に減らしすぎるとデフレになってしまいます。
単純に流通通貨を増やせば、私の懐に入るお金も増えるかもって喜べばいいってもんでもないんです(笑)

日銀はこのような問題があるため、景気を適正にコントロールするために通貨の流通量を調整しているわけですが、そもそも日銀のコントロール以外にも普通の銀行も企業にお金を貸し出したりして、お金の流通量に大きく関わっています。

企業が銀行からお金を借りようとするのは、設備投資や生産を拡大するためです。
つまり、企業が設備投資などを計画し、銀行からお金を借り、設備投資をする。
世の中全般でこのような流れになると、マネーサプライが増加するのです。
企業が設備投資をするということは、景気が上昇局面にあることを意味しますから、我々投資家にとっては非常に喜ばしいことですよね。
このことから、マネーサプライは景気の先行指標といってもいいかもしれません。

では、具体的にマネーサプライの数字を見てみましょう。
(マネーサプライ統計はこちらをご覧下さい)

みてみると、M1やらM2やらCDやらで何がなんだかサッパリ(笑)。
それぞれの意味を説明すると
M1…現金預金+預金通貨
M2…現金通貨+預金通貨+準通貨
M3…現金通貨+預金通貨+準通貨+郵便局・農協等の預貯金
CD…譲渡性預金
※準通貨とは、解約することでいつでも現金預金等になる金融資産のことで、定期性預金のことをいいます。

このように色々あるんですが、実際に投資家がみるのは「M2+CD」の部分です。
つまり、流動性のある通貨量が測れる部分ですね。
この数字があがってくると、だんだん景気が上向いてきそうだ…と推測できそうです。
(もちろん、あがりすぎるのはマズイんですけどね)

いやぁ、難しかったですが、お分かりいただけたでしょうか?
次は簡単なのいきますね(笑)

~なるほど経済指標バックナンバー~
一の巻 GDPってなに?
二の巻 日銀短観ってなに? 
三の巻 機械受注ってなに?
四の巻 失業率ってなに?
五の巻 貿易・サービス収支ってなに?
六の巻 鉱工業生産ってなに?
七の巻 景気動向指数ってなに?
八の巻 消費者物価指数ってなに?

苦節7年総額1000万円以上の損失の貧乏投資家から1日5分年率20%以上の楽々投資家になって10年!その秘訣を公開!

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なるほど経済指標 八の巻 「消費者物価指数ってなに?」

こんばんは、貧乏兄さんです!
「なるほど経済指標」のコーナーも早8回目を迎えました。
正直、自分でこの特集をやっていて、とても勉強になってます(笑)
自分のための特集みたいになっちゃってますが、皆さんも是非参考になさってください。

さて、今日は超メジャーな指標を取り上げます。
ずばり「消費者物価指数」です。
もしかしたら、単語だけは小学生でも知ってるかもしれないくらいなメジャー指標。
ただ、実はお恥ずかしながら貧乏兄さんは中身を良く知りませんでした(苦笑)
あとで恥ずかしい思いをしないうちに、勉強しておきましょう!


◆経済指標 八の巻 「消費者物価指数ってなに?」

消費者物価指数は略して「CPI」といいます。
総務省から毎月発表されてます。
新聞なんかにはよく断りも無く「CPI」と書かれるので、まずこの単語を押さえましょう!
おそらく、「Consumer Price Index」の略だと思うのですが…間違ってたらご指摘下さい。。。

何を意味するかというと、「全国の世帯が購入する家計に係るサービスの価格等を総合した物価の変動を時系列的に測定する」指標なんだそうです。
家計に関わるサービスなんて、あまりに項目が多すぎて扱える分けねーじゃねーかと思う方もいるかもしれませんが、全くその通り(笑)
さすがの総務省も扱えないようです。
そのため、家計に係るサービスをある一定のものに固定して、その費用を集計しているそうです。
ちなみに、今の品目数は596品目

主な対象サービスを興味があったのでチェックしてみると
・保健医療(医薬品とか)
・交通通信
・教育(授業料や参考書代)
・教養娯楽
・生鮮食品
他にもいっぱいあります。

ただし、ここで注意が必要なのは、投資家が見るべき指標です!
色々な項目があるのですが、その中で「生鮮食品を除く総合」という区分があります。
ここを見ましょう!
なぜかというと、ずばり生鮮品は天候に価格がかなり左右されるから。
いわゆる、その時期の景気や経済の状態云々の指標にはならないというわけです。

実際の数値はどのようにはじき出されているかというと、ある基準年の物価を100とした相対値で表されます。
現在の基準年は平成12年(2000年)
もし、数値が100以上であれば、2000年の物価よりも「高い」ということになり、逆に100以下であれば、2000年の物価よりも「低い」ということになりますね。

ちなみに、今現在はご存知の通りデフレ中なんで、軒並みCPIは100を下回っています。
平成17年6月の「生鮮食品を除く総合CPI」は97.1
(実際のCPIをご覧になりたい方はこちらからご覧になれます)
う~む、この数字をみるとまだまだ厳しいなって思っちゃいますねぇ。

以上いかがでしたでしょうか。
もしかしたら、今までで失業率の次に簡単な指標だったかもしれませんね。
でも、非常に重要な指標なんで、時々気にかけてみると良いでしょう。

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六の巻 鉱工業生産ってなに?
七の巻 景気動向指数ってなに?



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なるほど経済指標 七の巻 「景気動向指数ってなに?」

さぁ、「なるほど経済指標」のコーナーも7回目を迎えました!
結構回数重ねてますが、重要な経済指標はいっぱいあるんで、ネタには困りません(笑)

今日は「景気動向指数」を取り上げようと思います。
毎度おなじみですが、本日発表の指標なんです。
まさに絶妙(笑)今日取り上げずに、いつ取り上げるという感じですな。
「景気動向指数」という指標名からすると、景気の動向を示す指標なのではないかと思えますが、どうでしょうか?

◆経済指標 七の巻 「景気動向指数ってなに?」

上で景気動向指数は、指標名からして景気の動向を示す指標なんではないか・・・と書きましたが、ぶっちゃけ正解です(苦笑)
「景気動向指数」とは、まさに「景気の動向を示す指標」なんです。
なんて簡単な…という感じですが(笑)

「景気動向指数」は内閣府が発表している指標で、毎月上旬に前々月分が発表されます。
「DI」っていう言葉を聞いたことがあるでしょうか?
「DI」とはまさに「景気動向指数」のことです。
何を表しているのかというと、景気が上向きか下向きかを総合的に示しているんです。
総合的にというのは、生産や雇用、売上など様々なデータを統合して指数化しているからです。

さて、せっかく本日発表されているんですから、見てみましょう!
こちらが本日発表の「景気動向指数」です。

「景気動向指数(DI)」の中身を見てみると、「先行DI」「一致DI」「遅行DI」の3指数があります。
(実際にはDIの他にCIという種類もあるんですが、ここでは省略させて下さい)
これから、それぞれについて説明しますね。

「先行DI」は景気に先行して動く指数で、景気の動きを予知することを目的としています
指数が50%を上回っていると、半年くらい先までは景気が拡大する傾向にあると推測することができます。

「一致DI」は現在の景気を表します。
現在の景気とほぼ一致して動くので、この指数が50%を超えていると、現在の景気が拡大傾向にあると言えるようです。

「遅行DI」は変わっているのですが、景気に対して遅れて動く指数です。
この指数が50%を上回ると、過去1年から半年の間に景気が拡大傾向にあったということが読み取れます。
過去を確かめる指数なんですね。
景気の転換点や局面の確認に用いられるそうですよ。

ざっと説明してしまいましたが、どうでしょう。
ご理解いただけたでしょうか。

一般的に言って、一致指数が3ヶ月連続50%以上であると景気拡大局面にあると市場は判断する傾向があるそうです。
つまり、一致指数が3ヶ月連続50%以上であると、株価は上がりやすい…ようです(約束はできませんよ!)。

「景気動向指数」を見るときに一つ注意が必要なんですが、あくまでこの指数は「方向性」を見るためのものであるということです。
拡大局面にあるのか、収縮局面にあるのかという方向性をしめしているだけで、現在景気が良いか悪いかという実態は表していないんです。
当然景気が良いときは良いときなりに、収縮局面にあるときもあるだろうし、逆に景気が悪いときは悪いときなりの拡大局面があるわけですが、そういったものはこの指数からは読み取れません。
あくまで「方向感」の参考にするにとどめるようにしましょう。

しかし、かなり重要な指標であることに変わりないですから、発表時には目を光らせましょうね(笑)

さて、今日発表になった「景気動向指数」ですが、毎度おなじみロイターコメントは次の通りです。

先行指数が4ヶ月連続で50%割れなんで、う~むと思ったんですが、それほど悪い評価ではないみたいですね。
一致指数は50%越えですし。
表現どおり、まさに一進一退というところなんでしょうね。

いつ踊り場を脱却するんでしょうか・・・。

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三の巻 機械受注ってなに?
四の巻 失業率ってなに?
五の巻 貿易・サービス収支ってなに?
六の巻 鉱工業生産ってなに?

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なるほど経済指標 六の巻 「鉱工業生産ってなに?」

今日もタイムリーに行きます、「なるほど経済指標」。
本日発表になった指標は「鉱工業生産指数」です。
この指標、小難しい名前のわりに、とても頻繁に聞きますよね。
なんだか鉄鋼関係の指標か?とか勝手に思ってたんですが(苦笑)
とっても重要な指標のようなのでしっかりおさえていきたいですね。


◆経済指標 六の巻 「鉱工業生産ってなに?」

まず始めに、鉱工業生産指数は決して鉄鋼業関連の指標ではありません!(苦笑)
まぁ、こんな風に思ってたのは貧乏兄さんだけだと思いますが…。

冗談はさておき、「鉱工業生産」とは経済産業省が毎月発表している、生産業に従事する企業の製品生産量を指数としてまとめたものです。
具体的に生産に従事する企業ってどんなものかというと、金や銀、石炭などを産出する「鉱業」と、食品・繊維・科学・機械・精密機器等を作り出す「製造業」があてはまります。
そして、製品生産量として提供されている指数として、「生産」「出荷」「在庫」「在庫率」の4つの指数が発表されております。
数値としては、基準年次(平成12年)の平均を100とした相対値が示され、速報値が翌月、確定値が翌々月に発表されているようです。

当然、鉄鋼業がたくさん鉄を生産したり、機械メーカーが生産量を増やせば、鉱工業生産指数は上昇します。
実は非常に分かりやすい指標なんですね。

じゃぁ、何をどうやってみればいいのかという話ですが、要するに「生産」の項目が上昇してればいいんです(笑)
生産量を表しているわけですから、当然景気がよければ消費が盛んになり、企業は生産量を増やします。
そうすると鉱工業生産指数は上昇します。とってもシンプルですね。
ただ、機械受注のように景気の先行指標ではないですね。
どちらかというと、景気の動向を確認するバロメーターといえるかもしれません。

あと、最近では、「在庫」「在庫率」の指標もかなり注目されています。
「在庫」と「在庫率」は「生産」とは逆に上がったらまずいです。
在庫を抱えるということは、生産しても売れてないっていうことですからね。。。とても企業にとっては悲しい出来事なわけです。

以上を踏まえると、「鉱工業生産は"生産"が上昇していて、なおかつ"在庫"が減少していると、景気が上昇局面にあると確認できる」という指標であると言えるでしょう。

さてさて、今日もタイムリーなことに5月分の鉱工業生産速報値が発表になってるんです。
まずは本日発表になった速報値をご覧ください。

       指数    前月比   前年比(原数値) (%)  

─────────────────────────────────

 生産   100.1   ‐2.3    +0.9   

 出荷   102.0   ‐2.7    ‐0.3

 在庫    92.3    0.0    +2.7

 在庫率   99.9  +2.7    +3.1



ぬぬぬっ生産さげってるやんけ。。。
一瞬あせりましたが、いつもおなじみロイターさんはイメージ通りで、生産も横ばいにあると判断するコメントを出してくれております(フゥ~)
コメントはこんな感じでした。

「生産がやや調整し、在庫が変わらないという結果となった。これまでの在庫がジリジリ増えるというトレンドを打ち消すような結果になっておらず、市場に安心感を与えるものではないが、数値そのものは予想の範囲内でサプライズが無かったため、株価にとっては中立材料になるとみている。
 事前予想と差がない結果を受けて、きょうのところは米国株高と原油反落が手掛かりにされ、株価は全体的にしっかりとなる展開になりそうだ。」
 

サプライズはなかったというところでしょうか。
今後も「鉱工業生産指数」注目していきたいですね。

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なるほど経済指標 五の巻 「貿易・サービス収支ってなに?」

こんにちは、貧乏兄さんです。
本日はなるほど経済指標「貿易・サービス収支」を取り上げます。
今まで、GDPやら失業率やら何となく聞いたことのある指標を取り上げてきましたが、それらに比べると何やら小難しそうな指標ですよね。
さて、一体「貿易・サービス収支」って何なのでしょう??


◆経済指標 五の巻 「貿易・サービス収支って何?」

まず、そもそも「貿易・サービス収支」という名前の指標はございません。
「は?」って感じかもしれませんが、本当なんです。
色々な省庁のWEBサイトにアクセスして、貿易・サービス収支を探しても見つからないので気をつけてください(笑)

ではちまたで言われている貿易・サービス収支って何なのかといいますと、財務省と日銀が発表している「国際収支統計」という統計のなかの一項目なんです。
国際収支統計は、日本が一定期間における、あらゆる対外経済取引を体系的に記録した統計で、1ヶ月に1度発表されているようです。
項目としては貿易収支、サービス収支、所得収支等があります。

そして、投資家が注目すべきなのが、その中の「貿易・サービス収支」なわけなんです。

貿易収支は、居住者と非居住者の間で財貨の所有権が移転した取引を計上したもの。
サービス収支は、主に輸送や旅行に伴う収支を計上しています。
う~む、まだまだ良く分かりませんね(笑)

貿易収支は具体的にいうと、一次産品などの原材料、製品の輸出入を示しています。
つまり、輸入と輸出を合わせた統計ですから、日本の経済が全体として海外にものを売って経済を成り立たせているのか、はたまた海外からものを買っている方が多いのかという点を読み取ることができるわけですね。
一方のサービス収支は、旅行の収支が主要なところを占めているので、日本人が外国にお金を落としているのか、外国人が国内にお金を落としているのか、どちらが多いのかを示しています。
もちろん、海外旅行大好きな日本人が外国にお金を落としている方が多いのでサービス収支は赤字続きです(笑)

日本は経済のかなりの部分を輸出に支えられています。
電化製品や自動車を海外に輸出することで、多くの日本企業は躍進を遂げました。
貿易収支が黒字だと輸出が好調であり、日本の製造業の収益が上がっていると見ることができます。
逆に赤字であったり黒字幅が縮小していると、製造業の収益に陰りが見えていることを表しているといえます。

最近では東南アジア諸国から非常に低価格な製品の輸入が増えてきたため、残念ながら貿易収支の黒字幅は縮小傾向のようです。
以前は貿易摩擦が問題になるほど、日本の貿易収支は圧倒的な黒字額を弾いていたんですけどね(苦笑)

ちなみに、貿易・サービス収支(というか国際収支統計)は昨日(2005年6月22日)に発表があったんです!
(発表された統計はこちら
本当はタイムリーな昨日にこのエントリーアップしようと思ったんですけど遅くなってしまいました。
一応毎度おなじみロイター社が出しているコメントはこんな感じです。

「輸出は強くもないが下を向いているわけでもないので、メッセージに乏しい。ただし、自分が想定していた輸出回復シナリオより遅れ気味だ。というのも中国向け輸出が在庫調整を背景に今しばらく弱い状態が続きそうであること、ハイテク部門の輸出の戻りが遅れていること、の2点が問題だ。景気踊り場脱出にも、輸出の回復が最大のカギとなっている。」

今月の貿易・サービス収支統計はメッセージに乏しいようです(笑)

次回は「鉱工業生産」についてお伝えしようと思います。



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なるほど経済指標 四の巻 「失業率ってなに?」

こんにちは。
貧乏兄さんです。

なるほど経済指標のコーナーも、早くも4回目です。
今回はもしかしたら一番簡単かもしれないです。
ズバリ「完全失業率」を取り上げます!
そんなん解説いらねぇよ!って声も聞こえそうですが、やっっちゃいます。


経済指標 四の巻 「失業率ってなに?」

正確には「完全失業率」と言います。
総務省が、全国約4万世帯の世帯員を対象に毎月末調査しているそうです。
そして、その指標の意味とは簡単に言ってしまえば「失業している方の率」です(笑)

すいません、もっと正確に言わなければいけませんよね。
完全失業率とは「仕事につくために就職活動を行っているが、調査期間中に仕事についていない15歳以上の方の率」です。
すなわち、仕事をする意思はあるけども、職にありつけない人がどれだけいるかを表しています。

当然、この指標は低ければ低いほど良いでしょう。
景気が悪くなってくると、企業は経費削減、いわゆる恐怖のリストラ大作戦に打って出てきますから、失業者が増え、完全失業率は上がります。
逆に景気がよければ、企業は生産を増やそうとしますから、それだけ多くの人手が必要になります。
そうすると、完全失業率も下がります。
とにかく低ければ景気良し、高ければ景気悪し、という風に読み取れば良いでしょう。

ここまで読んで重要なポイントに気づいた方は賢いです。
ポイントは2つあります。

一つ目は、「完全失業率」は景気の遅行指標だということです。
これまで取り上げてきた「機械受注」等の指標は、景気の先を読むための先行指標でした。
しか~し、完全失業率は景気の遅行指標だといわれているのです。
例えば、企業って生産拡大をしようとすると、まず設備を発注しますよね。
このタイミングで機械受注統計には反映されます。
そして、それから半年位してから、ようやく発注した設備を納品して、稼動させます。
人が必要になるのは、このタイミングになってからなんです。
つまり、完全失業率は先を読む指標ではなく、「景気の良し悪しを確認する指標」と言えるかもしれませんね。

さてさて、二つ目のポイント。
それは今や流行語大賞をとってしまいそうな「ニート」が完全失業率には反映されない点です!
上の文章を良く読み直してみてください。
仕事をする意思はあるけれども、職にありつけない。それが完全失業率の計算方法です。
しかし、ニートの方は仕事をする意思がないわけですから、完全失業率には反映されないのです。
こ~れは困りました。総務省困りました。
つまりニートが増えれば増えるほど、完全失業率は下がってしまうんです。
本来は景気に望ましくないのに・・・。
この辺りは色々総務省も解決策を図っているようですけれどね。

以上いかがだったでしょうか。
とにかく、今日言えるのは、「完全失業率で景気の良し悪しを確認せよ」ということですね。
「確認」がポイントと思われます。

次回は「貿易・サービス収支」についてお伝えします。
今度は難しそう…。

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なるほど経済指標 三の巻 「機械受注ってなに?」

今日もやります、特集「なるほど経済指標」。
どれくらい好評を得ているかまったく不明でありますが、貧乏兄さん自身の為にもなるし、強引に突き進もうと思います(笑)
そして、今日取り上げるのは「機械受注」です。
な、なんと、この統計、本日発表なんです!!
なんてタイムリーな(笑)
今日取り上げずにいつ取り上げる!って感じですよね。


◆経済指標 三の巻 「機械受注ってなに?」

「機械受注」は文字通り、様々な機械メーカーの受注額を集計したものです(笑)
名前のまんまじゃねーかって感じですが、ほんとにそのまんまなんだそうです(笑)
機械メーカー280社が各業界から受注した生産設備用機械の金額を内閣府が集計した統計なんです。

じゃぁ、この指標で何が分かるかっていうと、機械というのはメーカーが受注後に、半年~9ヶ月先に工場に導入されて設備投資額に計上されるので、設備投資の先行きを測ることができるというわけです。
特に、設備投資関連の銘柄(機械や半導体製造装置)の将来的な株価動向を考える上で非常に重要な指標なんです。
例えば、我が保有銘柄である滝澤鉄工所(6121)なんかにとっては重要な指標になります。


ちなみに、機械受注統計を見るときに注意しなければいけないことがあります。
機械受注統計は「原動機」「重電機」「電子・通信機械」「産業機械」「工作機械」「鉄道車両」「道路車両」「航空機」「船舶」が調査対象になっているんですが、その中で先行指標として使われるものには、「船舶」「電力」は除かれます。
なぜかというと、船舶・電力関連の受注は1件あたりの金額があまりにも巨大であり、景気の動向とも対応しない性質があるからです。
よって、機械受注統計を見るときには、「船舶・電力を除く民需」というところを見ましょう!

さて、今日発表された機械受注を見てみましょう!
(機械受注データはこちらからごらんになれます。)

「船舶・電力を除く民需」のデータを見てみると、前月比1.0%減になっていることが分かります。
「減」なんてなってると、やばいんじゃないかとも思えます。
しかし、以前当ブログでお伝えしたように、アナリスト予想では2.2%減を予想しており、予想に比べればまぁ良かったと言えそうです。
株価にも減予想が既に織り込まれていると言うことでしょうね。

ロイターによる機械受注に対するコメントとしては
「製造業が上振れたことで、コンセンサスよりやや良い数値が出たが、ほぼ予想の範囲内といえる。株式市場でも目立った反応は見られないようだ。 設備投資はモメンタムこそ鈍っているが、企業のキャッシュは潤沢であり、一部の業種では生産能力の増強に動いている。今後も底堅さを維持すると予想される。」

だそうです。


次回は「失業率」を取り上げる予定です。
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